星が生まれ、天地創命の女神の祝福で無数の力が降り注いだ。
しかし、生まれたばかりの星にはその力が大きすぎた。
世界は崩れ、1つだった星が2つになった。
そして月界と太陽界が誕生した。
二つの世界は互いを見ることもできない。
そして追い求めようとすればどちらかが逃げてしまう。
世界が生まれた5000年後、
その2つの世界で人が消えたり、時が止まり地が崩れる異変が起きるようになった。
そしてそれが引き金となり世界はまた崩れ…また再生した。
もうないだろうと思われた異変だったのだが、少しずつまた各地で起きていた。
新たにそれを救おうとする者、あるいはそれに加担する者がいた。
それは無数の力が突然発動し、謎の能力(スキル)を得る者達だった・・・。
力に自惚れる者は世界を破滅に歩を進めようとする。
力を制御する者は世界の破滅を阻止しようとする。
互いに相容れぬ考えだった。
その能力が世界を左右する事に気づいた世界王は、世界を救う者を自分の能力を使い予言した。
予言した時にでたのは…どこにでもいそうな双子。
この双子の平和で穏やかな生活が予言によって一変する。
これは2つの世界を巻き込んだ物語。
強き想いが世界を動かす。